防水や塗装など、どんな建物工事を行うにしても、一番最初にやることがあります。
それは現地調査です。
その名の通り、工事の対象となる建物を実際に見て、
大きさ、面積、劣化の状態、適切な工事内容、建物周辺の環境を確認する作業になります。
工事の範囲が小さくて済むのであれば、比較的簡単に行えます。
ですが、広範囲の改修工事を行う必要があったり、何ヶ所も補修工事を行わなければならなかったりする場合は、事前に準備することも増えていくのです🤔
「確認すると言っても、うちの家だとどういったところを見るの?」
と、工事に携わるなかでよく尋ねられます。
もちろん立地や建物の形によってひとつひとつ変わってくるものですが、今回は一般的な現地調査で確認するポイントをまとめさせていただきます📝
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◎現地調査の主なチェックポイント
・傷み具合、大きさ、下地の材質、原因箇所および周囲の寸法確認
・家具・家財・生活必需用品など屋内の状況、施工時の移動範囲の確認
・電線・配管・室外機・植木など屋外の状況、施工時の移動範囲の確認
・生活している方々、利用する方々、ペットがいるなど日頃の建物内での過ごし方の確認
・道路幅、近隣の建物との距離、周辺の施設など敷地外の環境の確認
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何が悪くてどこを修理しなければならないか、をまずは把握しないといけませんし、その状態によっては使える材料も変わってきます。
ですので、まずは最も重要なトラブルの原因となっている場所を調べます👓
また、建物の屋内、屋外の状況も、工事を行ううえでは非常に重要です。
当然ですが工事をしたことで、物を汚したり壊したりなんてことはあってはいけません。
工事中は移動が可能なものであれば問題はありませんが、それができなければあらかじめ養生したり、保護する処置をしたり、慎重に扱ったりして作業を行う必要が出てきます。
そして、人や動物の動きにも注意を払わなければなりません。
例えば、赤ちゃんや小さなお子さんがいる、ペットを飼っている、たどり着くのに狭い道しかない、ひとつの塀を隔ててお隣さんの敷地になっているという状況の建物だと、工事の費用や内容が変わるケースがあります。
雨風に負けないよう強い建物にするためでも、臭いのする資材や大きい音の出る作業を調整したり、最悪行えなかったりすることもあったりします。
また、トラックでは運べない資材を人の手で地道に運ばないといけない、工事期間中はご近所の方々にご協力をいただきながら進めなければ、という現場も状況によっては発生してくるのです😨
そうなってしまうとお金の面でも、ご希望通りに叶えられない事も出てきてしまいます・・・。
そのため住む人の安全を守るために行う工事では、作業の前に行う事前の現地調査が非常に大切になってくるんですよね👆
現在弊社では、建物トラブル修理診断を行っておりますで、
あなたが抱えている建物の不安やお悩みをぜひお気軽にご相談ください!