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防水工事の密着工法と絶縁工法って何が違うの?

防水工事の密着工法と絶縁工法って何が違うの?

防水工事の話のなかで、

「密着工法が~」「絶縁工法が~」という言葉を、目にしたり耳にしたりすることがあります。

んんっ?密着工法??絶縁工法??何ですかそれ。と思いますよね😲

漢字を見ると、「密着」はくっついているなのかな、「絶縁」は離れているなのかな、とイメージが湧きそうですが、具体的にはどうもピンときません・・・。

 

 

防水工事には、大きく分けてこの「密着工法」「絶縁工法」という2つの方法があります。

文字通りではありますが密着工法とは、下地に防水材を密着させた状態の防水工事をするやり方です。

一例ではありますが、建物の既存の防水や傷んだ防水を取り去った場所に、ウレタン防水材の塗布、FRP防水の形成、ゴムシートの接着などをして、水が侵入しないように防水層を作る工事になります。

 

一方絶縁工法とは、建物の下地に防水層を密着させず、通気層のある浮かせた状態で防水工事をするやり方です。

工事によっては、通気緩衝工法と言われたりもします。

例えば、コンクリート下地の上に通気シートを取り付けて、ウレタン防水材を塗布、絶縁マットを固定させて塩ビシートを取り付ける、などをして防水層を作る工事になります。

絶縁工法は、下地から出る水分を逃がす「脱気筒」が付けられているのが特徴です。

 

 

それぞれに長所短所はありますが、工事を行う建物や現場の状況によって最適な工法は変わってきます。

密着工法には、

絶縁工法より工期が短く、費用も安く工事することができてコスパが良い

いろんな下地にも対応できるうえ、ベランダやバルコニーなどの人の歩行が多い場所にも施工できる

防水層が軽量なため、建物への負担が軽減される

などの長所があります。

しかし、下地の状態が防水層に影響を与えるので、下地がひび割れすると防水層もひび割れしてしまう、下地の水分が蒸発すると、防水層が膨らんでしまう、という短所があります。

 

絶縁工法には、

下地や環境が良好でない状況、広さのある場所の防水工事にも対応できる

脱気ができるので割れや破断が起きにくく防水機能が長持ちする

定期メンテナンスや次回工事費用など、ランニングコストを抑えられる

などの長所があります。

しかし、工事日数とコストがかかる、重歩行が不可能なので、日常で人の利用頻度が多い場所の防水には向かない、という短所があります。

 

さまざまな建物があり、一般住宅だけで見ても最適な防水工事は変わってきます。

我が家が雨漏りした時にはどの防水工事がいいのかな、と思った時には、ぜひ一度専門業者の話を聞くことをおすすめします👂

 

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