一戸建てやマンションなどの一般住宅から、ビル、公共施設などの大きな建物まで、近年建設される建物の多くには、「ベランダ」や「バルコニー」が付いています。
辞書的な意味ではありますがどちらも、
建物の2階以上の高さの外側にせり出した、屋内から屋外へと行き来ができる場所のことを言い、
そのうち、屋根のあるものが「ベランダ」、屋根のない手すりが付いたものが「バルコニー」と呼ばれています。
よく混同して使われていますが、このような違いがあるのですね(・o・)
あなたはご自宅のベランダもしくはバルコニーを、普段どのように使っていますか?
洗濯物や布団を干したり、室外機を置いていたり、菜園をしていたり、ペット用のスペースになっていたり、ご家庭によってさまざまであると思います。
またこの夏の季節は、ベランダやバルコニーに出て、バーベキューをしたり、花火を見たり、夜風に当たり納涼したり、なんてする時間もあるでしょうか🏖
いやうちは何にも使っていないな……、という人もいるかもしれませんが、
建物にとって、住む人にとって、ベランダやバルコニーは重要な役割を担っていることに間違いはありません👆
前回のコンテンツに、雨漏りが多い場所についての記事があります👇
建物で雨漏りが多い場所はどこなの?
ここでは、雨漏り修理が多い場所として、
- 屋根・屋上
- ベランダ・バルコニー
- 外壁
- サッシ
が挙げられています。
もちろんどこも自然環境にさらされている場所であるため、経年劣化の影響は一様にあります。
ですが、ベランダやバルコニーは、この雨漏りが多い場所のなかで、最も日常的に人の出入りが多い場所であり、人為的な活動による建物への負担が一番多い場所です。
つまり、雨漏りや傷みなどのトラブルのリスクは、他3つに比べて高いということなのです⚠
実際に、
「ベランダのよく歩く床の箇所から雨漏りが発生している・・・」
「バルコニーに置いてある洗濯物干し台の下の床の表面が傷んでいる・・・」
などといったトラブルも、よく見られています💦
雨漏り修理の場面だけではなく、新築工事や補修工事では、建物を守るためのしっかりとした施工方法のもとで防水工事が行われています。
ですので、自然の影響はもちろん人為的な影響が原因ですぐに建物トラブルが発生する、ということは決してありません。
しかし、負担をかける行為が長期間続くことで、防水機能を保つことができる本来の期間よりも早くに素材の防水機能が劣化し、修理が早期に必要になってしまう、なんてことも現実はあります。
そのため、
- ベランダやバルコニーの床と壁、その周辺の掃除を定期的に行う
- ベランダやバルコニーでの調理や火気の取り扱いには細心の注意を払う
- 同じ場所に長期間物を置いたり、植物を放置した状態にしない
- 排水溝に汚れや詰まりがないかの機能性チェックをする
- 屋根を取り付ける
- 床面を守る敷物を敷く
- 鳥害の確認をする
- 室外機とホース、またそれらに接している床と壁の状態チェックをする
- 専門業者に気になるポイントを相談する
といったことを普段から意識して、気を付けておくことが大切です。
小さなトラブルの修理であれば、工事費用も工事時間もそうかからずに済みますが、トラブルが大きくなってしまうと、費用も時間も膨大になってしまいます。
普段のちょっとした心がけが、建物を長く守り毎日の生活を守ることにもつながっていきます。
現在弊社では、雨漏りトラブル無料診断を行っておりますで、あなたが抱えている建物の不安やお悩みをぜひお気軽にご相談ください!